軽自動車が長距離運転に向いてないといわれ続けている理由とは?

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/12/01

自動車の買い替えで軽自動車を検討される方も多くおられますが、「軽自動車は長距離運転に向かない」という意見を聞いたことがありませんか。すべての軽自動車が長距離運転に向かないというわけではありません。この記事では軽自動車が長距離運転に向いていないといわれる理由や、長距離運転に向いている軽自動車について解説していきます。

軽自動車が長距離運転に向いてないといわれ続けている理由

軽自動車が長距離運転に向いていないといわれ続けている理由として、車両の特性から挙げられるものが2つあります。

排気量が小さい

排気量はエンジンの強さといってよいでしょう。軽自動車の排気量は「660cc以下」と定められているのに対し、コンパクトタイプの普通自動車の排気量は1,300cc程度となっています。排気量が小さいこといいかえるとエンジン出力が弱いということなのです。

実際に軽自動車は普通自動車の半分ほどのエンジン出力しかありません。エンジン出力が弱いとスピードが出にくく、アクセルの踏み込みなどでドライバーはかなりの労力を使います。

このことから、軽自動車は「普通自動車に比べると排気量が小さくエンジンが弱いため、運転をしていると疲れやすい」といわれています。

車体が小さく居住性に難がある

車両は大きさに規格があるので、軽自動車は普通自動車と比較すると室内が狭い造りになっています。運転席ではゆったりとしたスペースがとりにくく、長距離運転では腰や背中に負担がかかりやすくなり、痛くなるケースもあるでしょう。短距離運転では気にならなくても、長距離運転になると疲れを感じやすいといわれています。

最近の軽自動車はデメリットが改善傾向に!

数年前までの軽自動車は運転席や後部座席が狭く感じることが多かったのですが、最近では普通自動車のコンパクトカーとシャーシを共有しているモデルが登場し、ゆったりとした空間が確保できるものが登場しました。

さらに、安全性能の面では衝撃吸収性が優れている車両も登場し、乗車している方の安全性もかなり高まっています。このことから昨今の軽自動車はデメリットが改善されている傾向にあるので、長距離運転も充分に可能になってきています。

しかし、長距離運転が可能だからといって推奨しているものではありません。長距離運転は疲れやすいので、定期的に休憩をとることは重要です。判断力や注意力の低下を防ぐためにも定期的に休憩するようにしましょう。

適切な休憩のタイミングとしては、高速道路は2時間走行したら1(2030)、一般道は4時間走行したら1(2030)とされています。

長距離運転に向いている軽自動車の特徴

デメリットが改善され長距離運転に向いている軽自動車ですが、とくに長距離運転に向いている軽自動車は3つの特徴があります

ターボエンジン搭載

名前から分かるようにターボエンジンは通常のエンジンに比べて高出力なエンジンです。ターボエンジンが搭載されている軽自動車であれば、不安があった上り坂も楽に登ることができ、高速道路でもストレスなく走行できるでしょう。

安全性に優れた軽自動車

高速走行がストレスなく行えるようになる反面、万が一事故が起こった際を考えなければなりません。走行スピードが速い高速道路では、一般道よりも事故の被害が甚大になる可能性が高くなるため、緊急自動ブレーキやサイドエアバッグなど高い安全性を備えた自動車がおすすめです。

スポーツ・RV仕様の軽自動車

最近ではスポーツカー仕様の軽自動車がたくさん流通しています。スポーツカー仕様の軽自動車は高出力のエンジンを搭載しているため軽快な走りが期待でき、高速運転や長距離運転におすすめです。

また、RV仕様の軽自動車は悪路走破性が優れていることから、雪道や砂利道などの悪路に遭遇した場合にも安心して運転できるでしょう。

販売されている軽自動車にはターボエンジンかNAエンジンが搭載されている場合が多く、どちらを選べばいいか迷うこともあるでしょうがあるかもしれません。長距離を運転する上でもエンジンは重要となるので、ターボエンジンとNAエンジンの違いについて理解しておきましょう。

NAエンジンは自然吸気(NormalAspiration)エンジンのことです。アクセルを踏み込んだ分だけ回転数が増加するので、自分の感覚に応じたスロットルコントロールができます。ただし、NAエンジンは出力に限界があるので、出力不足に感じられる場合もあるでしょう。

ターボエンジンのターボとは「過給器」のことで、NAエンジンの性能をパワーアップさせる装置をいいます。ターボの分だけエンジン出力が強くなるので、走行性が優れています。エンジンで選ぶ際はご自身の運転状況に応じてどちらかを選ぶとよいでしょう。

最近では、腰痛軽減クッションやアロマなどのリフレッシュグッズも販売されているので、運転中の疲れを和らげる手段を含めて検討することをおすすめします。

 

軽自動車が長距離運転に向いていないといわれ続けている理由と長距離運転に向いている軽自動車の特徴について解説しました。昨今の軽自動車は以前に比べ長距離運転が充分可能な性能を有しているものが販売されています。車両の性能以外にもリフレッシュグッズなどを利用することで軽自動車でも長距離運転が可能になってきているといえるでしょう。

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