黄ばみや汚れが気になるヘッドライトの適切な掃除方法とは

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/09


車は、こまめに洗車やメンテナンスをして、たいせつに乗っていても、傷がついたり汚れたりします。その中でも、ヘッドライトの黄ばみや汚れが気になっている方は多いのではないでしょうか。ヘッドライトについた汚れや黄ばみをそのままにしていると、どんなことが起きるのでしょうか。

ヘッドライトの汚れや黄ばみを除去するべき理由

汚れや黄ばみがついたヘッドライトは、見た目がよくないことはもちろんのこと、そのままにしていると夜にライトをつけても明るさがたりなくなってしまい、運転に支障が出てしまいます。最近、夜の運転の時ライトが暗く感じたり、前が見にくいと感じたりしているときは、ヘッドライトを点検してみる必要があるかも知れません。

また、ライトが暗くなると車検に通らなくなる可能性もあります。車の法定点検では、ヘッドライトの明るさや、照らす向き、幅、高さも決められた範囲の中に入っていなくてはいけません。先ほどの話題になった、暗くなったヘットライトの明るさでは不安が残ります。

防止策・対策はある?

なぜヘッドライトに黄ばみが出てくるのでしょうか。車のヘッドライトの素材の違いでも変化に差がでます。昔の車のヘッドライトレンズはガラス製が主流でしたが、最近の車のヘッドライトのレンズは、ほとんどがポリカーボネートという種類のプラスチックが使用されています。事故でヘッドライトが割れてしまったとき飛び散りが少ないことや、自由な形が作りやすいことから使わることが増えています。

ポリカーボネートは、熱が加わると柔らかくなる特性があります。ヘッドライトは炎天下にさらされたり、長時間のヘッドライトを点灯したりすることにより熱くなることが多い部分でもあります。熱くなり柔らかくなると、傷がつきやすくなります。

そしてもう1つの特徴として、ガラスよりも紫外線に弱く劣化しやすいというものもあります。車のヘッドライトの表面にはそれらの特性を少なくするために、コーティングがされていますが、洗車のときに強くこすったり、汚れたまま放置したりしていると、コーティングがとれてしまいます。

ポリカーボネートの特徴で書いたように、コーティングによる傷からの耐性や紫外線からのダメージをそのまま受けることになってしまい、その結果ヘッドライトの黄ばみや汚れがつきやすくなってしまいます。汚れや黄ばみを少しでも防ぐためには、ヘッドライトをできるだけきれいにしておくことを心がけましょう。

洗車するときもゴシゴシこすらずにやさしく洗うことで小傷も防げます。傷以外にも、紫外線にあてないように意識することも効果的です。日陰の駐車スペースに停めることや、屋外で車を保管している場合はボディーカバーを使用することで、ひと手間かかってしまいますがヘッドライトの汚れや黄ばみの予防になります。

ヘッドライトの汚れや黄ばみを除去する方法

ヘッドライトをきれいにと意識していても黄ばみや汚れがついてしまった。そんな時はどうすれば、元のきれいで明るいヘッドライトにもどるのでしょうか。自分でケミカル用品を使ってメンテナンスする方法や、専門のショップに依頼してメンテナンスしてもらう方法があります。

まずは、自分でやってみる場合ですが、ヘッドライト汚れや黄ばみの原因や強さにあわせてやることが変わってきます。大きなキズやヘッドライトレンズ部分にヒビが入っている場合は、そもそも車検に通らないこともあるので、まずは車屋さんに相談が必要になってきますが、黄ばみや細かい小キズや、磨きキズ、こすってもとれない頑固な汚れなどには、黄ばみや汚れやキズをけずり取る方法があります。ボディからヘッドライトを外さなくてもできるので、比較的簡単に作業ができます。

準備するものは、マスキングテープ、耐水ペーパー、液体コンパウンド、ヘッドライトコーティング剤です。ホームセンターや、カー用品店で手に入ります。作業に入る前に水洗いでほこりや汚れを落としておきます。ヘッドライトのまわりをマスキングテープなどで保護しましょう。次にみがき作業です。耐水ペーパーは防水性の紙ヤスリです。数字が大きいほど細かいヤスリになり、水をつけて、数字の小さい粗い耐水ペーパーから始めます。

汚れや黄ばみ、小キズが多い場合は1,000番から1,500番の耐水ペーパーで磨きはじめ、汚れ黄ばみ小キズの少ない場合は2,000番くらいから磨き始めるといいでしょう。力を入れずヘッドライト全体を磨いていきます。黄ばみがある場合、黄色い水が出てきますが次第に白い水に変わっていきます。全体から黄色い水がでなくなれば、黄ばみは取れているでしょう。

次に大きな数字の耐水ペーパーで細かいキズをならします。耐水ペーパーだけでは取ることができなかったもっと細かいキズを液体コンパウンドで取り、つるつるに仕上げます。表面をつるつるにすることで、キズの中に入り込む汚れを防ぎヘッドライトにふたたび、汚れや黄ばみをつきにくくします。汚れや黄ばみが取れたら仕上げとしてヘッドライト表面をコーティング剤で保護する必要があります。磨いたことで、もとあったコーティングがなくなっているため、紫外線に弱い状態になっているからです。忘れずにぬるようにしましょう。

プロに頼むと安心で、確実にきれいに仕上がります。唯一のデメリットは費用が高くなることです。作業になれたスタッフが、専用の機械を使い丁寧に汚れを落とし、使う材料も当然プロ仕様ですので、満足のいく仕上がりを期待できます。コーティング剤の種類や、特別なサービスを提供してくれるショップもあり値段もいろいろです。ショップを探すときは、値段やサービスの違い、どんな作業内容なのかなどを、ていねいにアドバイスしてくれるところを探すといいかもしれません。

安全運転のために定期的に掃除をしよう!

最近はヘッドライトの電球の種類も、以前から使われているハロゲン球からキセノン球、最近だとLED球など非常に明るく効率のよい物が増えてきました。しかし、いくら明るい電球がついている車であっても、電球が収まっている部分が汚れていては宝の持ち腐れになってしまいます。

暗くなってしまったヘッドライトでは夜の運転に不安があるだけでなく、定期的にある車検が通らない恐れもあります。汚れや黄ばみが一度ついてしまうと、費用や時間が余分にかかってしまうので、定期的な洗車やボディのメンテナンスで早めの対処をおすすめします。

まとめ

ヘッドライトは環境や特性からどうしても汚れや黄ばみがつきやすい部分です。いざ汚れてしまうと、見た目も悪くなりますが、何よりも夜のドライブで明るさが足りなくなってしまうと運転に支障がでてとても危険です。車検も通らなくなってしまうかもしれません。今回紹介したメンテナンスは比較的、簡単にできそうだと感じられた方も多かったのではないでしょうか。愛車を自分でメンテナンスすることで、いっそう愛着がわくかもしれません。最近ヘッドライトが暗いと感じている方はぜひ試してみてください。

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