問い合わせる前に確認!軽自動車の購入時に必要になる書類とは?
軽自動車を購入する際に必要な書類があることをご存知でしょうか。販売店で購入する場合でもご自身で用意しなければならない書類があり、軽自動車と普通自動車では必要となる書類に違いがあるので理解しておかなければなりません。この記事で紹介する必要な書類と手続きをあらかじめ理解しておけば、実際に購入する際に戸惑わずに済むでしょう。
軽自動車の購入時に必要になる書類
ここでは軽自動車を購入する際に必要な6つの書類について解説します。また、申請の際は解説する必要書類に加えて別途手数料が必要になるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
■住民票
住民票は本人確認書類として提出を求められます。普通自動車の場合は印鑑証明書が必要となりますが、軽自動車では印鑑証明書の代わりとして住民票が用いられているようです。住民票は市区町村役場で発行してもらえますが、発行の際に免許証や保険証といった身分証明書が必要になるので忘れずに持っていきましょう。
■自動車検査証
一般的に車検証といわれる書類です。軽自動車を購入する場合、軽自動車検査協会から自動車検査証が交付されます。基本的には販売店側が用意する書類なので、ご自身が手続きをすることはないでしょう。個人売買などご自身で自動車検査証を用意する場合は、自動車検査協会に車両を持ち込み、検査をクリアすることで交付されます。
■印鑑
軽自動車の場合は、実印ではなく認印で問題ありません。車両保険の手続きなど、軽自動車購入以外でも印鑑が必要になることも考えられるので書類と一緒に用意しておきましょう。三文判やシャチハタなどは使用できないケースもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
■自賠責保険証
車を所有する上で必ず加入しなければならない強制保険に関する書類です。自賠責保険証は保険会社に申請を行えば発行してもらえます。この書類は業者が手続きを代理してくれるケースがほとんどのため、ご自身で取得する必要はありません。個人で手続きを行う場合は、必要書類を揃えて自賠責保険を取り扱っている保険会社の窓口で手続きを行うことで発行されます。
■委任状
名義変更や登録といった手続きを、本人に代わって業者や代理人が対応する場合は委任状が必要です。委任状は業者が用意する場合がほとんどですが、ご自身で用意されるのであればインターネットで簡単にダウンロードできます。記入方法は指示されている通りに記入すれば問題ありません。
■車庫証明書
車を所有するには車を駐車するスペースが確保できている必要があり、保管する場所を担当している警察署で申請が行えます。地域によっては軽自動車の車庫証明は不要なので、管轄する警察署のホームページで確認するとよいでしょう。
軽自動車を購入するまでの大まかな流れ
車の購入は大まかに7つのステップを踏むことになります。購入の流れを知っておくことでスムーズに購入できるようになるでしょう。
■欲しい車と予算を決める
車の購入を検討する場合、まずは予算を決めなければなりません。欲しい車から決めてしまうと、予算を上回ってしまい結局購入できないケースもあるでしょう。用意できる予算を決め、それから購入する車を決めることをおすすめします。
■お問い合わせ
車両の購入元を決め、サービスの内容や在庫状況を問い合わせます。店舗によって状況が異なるので、インターネットや電話で確認してみましょう。
■来店
購入する車は写真や画像、説明を聞いただけで決めず、必ず実物を確認してください。画像だけでは確認できない部分が必ずあります。また、購入する車が中古車である場合は、傷の有無や修復歴なども確認しておきましょう。
■見積もり依頼
車両の価格や法定費用、手数料など見積もりの内訳をしっかりと確認しましょう。とくに手数料は代行費用なども含まれており、店舗の独自設定になっているので厳しくチェックしてください。
■契約
見積もりに問題がなければ、契約する流れになります。契約書は基本的に販売店が用意するので、自分で準備をすることはないでしょう。内容をよく確認せずに契約を交わすと、後からトラブルになる可能性があるので、契約の際は内容をしっかりと確認し、理解した上で手続きを行いましょう。
■購入
現金払いの他に、ローンやクレジットカードなどさまざまな支払い方法があります。分割払いであれば、ご自身に合った支払い方法を見極めることが大切です。
■納車
新車は納車まで1ヶ月以上かかることもありますが、中古車であれば数週間程度で車を受け取れるでしょう。
軽自動車を購入する前に確認しておくべきポイント
軽自動車を購入する前に確認しておきたいポイントが3つあります。前もって確認しておくことで、満足のいく買い物ができるでしょう。
■家族に納得してもらう
車は購入者だけでなく、家族が使用することもあるでしょう。ご自身の好みだけで決めてしまうと、後から揉めてしまう可能性があります。どのような車であれば使用する全員が納得できるのかを考えることも大切です。
■どのオプションを選択するべきか決める
選択するオプションで乗り心地に大きな差が生じます。どのオプションを付けたほうが快適に過ごせるのかを考えることで、最も適したものを選択できるでしょう。
■維持費がかかる
車は購入後に税金や燃料費、メンテナンス費などたくさんの費用がかかります。維持費を計算して高いと感じるのであれば、中古車を購入したり、減税の対象となる車を選んだりするなど工夫してみましょう。
まとめ
軽自動車購入の際に必要な書類や購入の流れについて解説しました。必要な書類を事前に準備し、大まかな流れを理解しておくことでスムーズに軽自動車の購入が進められるでしょう。自動車は大きな買い物なので、準備から乗り出しまで念入りに確認しておくことをおすすめします。